秋ドラマ

今期見ているドラマは、あさが来た、偽装の夫婦、遺産争族、コウノドリ、サムライ先生、掟上今日子の備忘録、下町ロケットになります。こうやって書きだしてみると意外と少ないな。もっと見てると思ってました。
終わってしまったのですが、好きだったのがデザイナーベイビー。黒木メイサ演じる主人公速水刑事の立ち位置が面白いドラマでした。新生児誘拐事件に関わる彼女の立ち位置はあくまで観察者だったんですよね。そのあり方が面白いなあと。あとはなんといっても安達裕美がよかったです。彼女が出ると画面内の空気が不穏になるんですよね、それがまたいいのです。彼女の役は白血病の息子の骨髄ドナー目当てで子供を授かった女性です。そして、大事な骨髄ドナーである新生児が誘拐されてしまったのです。もうねー母親のエゴと狂気をあますことなく体現してて素晴らしかった。「私が産んだ子なんだから、この子をどうしようが私の自由だ」というようなセリフがあるのですが、これってすごくどきってするセリフなんですよね。母親と子供は全く別の人間であり、子供は母親の所有物ではないし、その人生に関わることはあっても支配することはあってはないことです。通常ならばわかっているはずの事が非日常の中で麻痺してしまう感覚は恐ろしい。息子のためを思ってする行動が娘にとっては危ない行為*1だっていうの込みでエゴって恐ろしい。周りを見ることができなくなって極端に視野が狭くなるのがエゴなのかもしれません。
今作では妊婦だった速水刑事ですが、産休育休取ったあと彼女がどう変化するのかしないのかが気になります。見たいなー続編。

*1:臍帯血のみという約束だったが臍帯血が使えず新生児である娘を骨髄ドナーにしようとしていた。新生児をドナーにするのはさすがにまずい…。

三カ月

こんにちは、お久しぶりです。気がついたら三カ月あいてました。今までこんなあけたことなかったのに…。季節も気がつきゃ夏から秋へ。私と娘たちもそれぞれ年を重ねました。
長女は中学生活に慣れてきてペースつかんで頑張ってるように感じます。中学最初の定期テストでは小学校気分でテストにのぞんで凹んでたけれど、反省を生かして取り組んでるのでそういう経験も必要だったのかなって思いました。ここ3年くらい固定していた長女の交友関係も中学に入って動きが出てきてますね。まだまだこの先色々変わってくんだろうなあ。小学校までは年上年下を意識することはさほどなかった様子だったのが、中学入ってから急に意識するようになったのは興味深いなあと思います。幼稚園時代から集団生活の中で年齢を意識するような指導はされてきたけれど、それまでとはちょっと違う感じ。大人に意識させられてるというより、子供同士で意識しあってる感じ。なるほど、これが思春期というやつなのかーというふうに見ております。いよいよティーンの仲間入りを果たしたわけですがこれからが楽しみでもありちょっと怖くもあったり。まあ色々ある年頃ですからね。
交友関係が大きな変化を迎えたのは次女も同じ。でもってめっちゃ活発的に楽しんでおります。すごいな、あの内弁慶で外では自分の思いをなかなか伝えることができずにいるのがデフォルトな子だったのに。そんな時代があったなんて全然感じられないように見えるもの。成長するものですねえ。未だにちょっと信じられないくらい。まだまだ伸び代いっぱいあるはずだ。
私はといえば、ゆるりゆるりと暮らしております。先日、何故か1日だけ38度出てビックリしたりもしたけれど基本健康で元気。健康であるありがたみは年重ねるほど感じるものですね。

インテリアデザイナーはじめました。

娘と3人で森生活をはじめました。今回はハッピーホームデザイナーってことでおうちやお店などの公共事業のデザインができちゃうのです。これがねー楽しくって楽しくって。やり始めたら止まらないんです。自由度が高いゲームだから色んな遊び方ができるんですよね。3DSからついったに写真をあげてる人たちを見てると同じテーマでデザインするのにこんなにも違うものができるんだって見ててワクワクしちゃう。
とりまこの夏はホームデザイナーとしてやりこむ予定です。楽しい。大人も子供も問わず楽しめるのっていいなあ。

2枚目のon the beach



Tシャツ感覚でさらっと着れるものが欲しくて編みました。あとは在庫整理もかねて。思ってたよりも糸を使わず、残りをどうしようかなーとなったものの、出来上がったものに関しては概ねいい感じ。
編みやすく着やすいパターンなのでそのうち3枚目を編む日がくる予感。シンプルだけど押さえるべきポイントはちゃんと抑えてるからこそ、リピしたくなるんですよ。

天皇の料理番

終わっちゃったなあ、終わっちゃったよ…。とにもかくにもとても見応えのある、素晴らしいドラマでした。脚本演出役者音楽と全てがそろったドラマ。チームとしてしっかりと機能しているドラマってやっぱり見てて心地よいですね。
最終回は天皇について踏み込んだ描写が見られて視聴しながらドキドキしていました。天皇の料理番というからには天皇が徳蔵や当時の日本人にとってどのような存在であったのかは避けては通れません。そこから目を背けては物語を閉じることはできないのです。このドラマが出した結論はきわどいところをいきながらも、うまく落とすべきところに落としたなという感じ。そこに脚本の森下さんの底力を見ました。最終回以外は極力、時代背景であるとか政治的な状況については触れず、最後に天皇論を入れてきたのはうまい構成だなあと感じました。
1クールで終わるのがもったいなくてたまらないです。2クールやってくれたらよかったのに。この物語とお別れするのが名残惜しくてたまらないけれど、1クールに凝縮したからこそできたこともあったはずなので今はただ、この余韻をかみしめながらこういうふうに毎週毎週楽しめるドラマに出会えたらいいなあと思うのみです。ありがとうございました。

民王

面白かったー! 思っていた以上に面白かったです。あー楽しかった! 私原作既読なのですが、原作のいい意味での軽さを生かして映像化してていいなあと思いました。やはり、こういった入れ替わり物は映像化するとより映えますね。楽しい。
息子と入れ替わって以降のエンケンさんがかわいくってかわいくってもうね、萌え死ぬかと思いました。まさかエンケンさんに萌え殺されそうになる日がくるとは思ってなかったので人生って予想外の出来事で構成されているものなのだと改めて感じました。はーもうかわいいね、悶えちゃいますね。
録画したのを家族で見たのですが、とっても好評でした。夏クールは「ど根性ガエル」「民王」を我が家のファミリー枠ドラマとして視聴していこうかなあというとこです。どっちもエンタメしててとっても面白い。