最高の離婚

あかりが怒涛の自分語りを諒に向かってしてたシーンがよかったです。今まで標準語でしゃべってたあかりにここぞとばかりに青森弁で思いのたけを語らせるなんて坂元先生さすがのテクニシャンですな。あかりは男を嫌いになれないから自分を嫌いになるってしんどい生き方ですよね。しかしあかりって母の生き方を嫌っていながらも気がついたら母みたいな生き方をしていたなんてちょっとぞっとしてしまいます。なんていうか、暴力や虐待は連鎖しやすいというのに似た母の呪いを感じてしまうんです。あかりの母は直接出てきていないし今後もたぶん登場することはないんだろうけど、あかりの人生に大きな影響力を持つ人であったのは確かだし。演歌スピリッツで生きる女あかりがどう変わっていくのか変わらぬのかを見守りたいところです。それにしても母と娘って難しいですよね。そこらへんは自戒を込めて考えてしまうとこです。
そんなギスギスがありつつも、このドラマの私的萌どころの窪田くんがやばいです。キュンキュンするよ。いいねーいいよー結夏といい感じになっちゃえばいいのにーと思いながらニマニマしながら見ています。しかしあれですよね、本当は30女がコロっといったらダメなのが淳之介なんでしょうねえ。だってさ、7歳も下の男の子なんですよ。いい感じになったとこでいきなりハシゴ外されたりしたらダメージでかすぎるよなあ。でもでもでも、淳之介のキュン度数は非常に高く楽しみなシーンのひとつなのです。