2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

極悪がんぼ

今回のターゲットは要潤演じる外面だけはいいDV男だったわけですが、ぞわっとするほど怖かったです。なんでこの人こんなに暴力が似合ってしまうのだろうかってくらい私にはリアルに感じられる怖さでした。要潤って決してそういうイメージの人ではないんです…

切り裂きジャックの告白

切り裂きジャックの告白作者: 中山七里出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2013/04/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る物語の構造としては手品師の左手に気をつけよ、その一言に尽きます。今回はテーマとして臓器移植があげられてるのです…

SOSの猿

SOSの猿作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/11/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 154回この商品を含むブログ (162件) を見るばらばらだと思っていた2つの物語がある地点で交わって進んでいき伏線が回収されていく様はとても鮮…

漁師の愛人

漁師の愛人作者: 森絵都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/12/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る5編の短編を収録した短編集。うち3篇はプリンにまつわる少年の話、それとルームシェアする女たちと震災の話、タイトルにもなった漁師…

幸福の条件 

幸福の条件作者: 鹿島茂出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2012/06/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る道徳なんてものは時代や国によってどんどん変わっていくものだというのには納得。昔は○○だったからだとかあそこでは××…

チュニック

チュニックを編みました。編み図はこちらから。風工房のマリンニット作者: 風工房出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2014/02/07メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る元の編み図では着丈は普通だし、袖は七分袖だったんだけ…

BORDER

なんてこった、面白いじゃないですか。いや、初回から面白かったわけですが3話まできてもやっぱり面白くてほくほくしております。今まで3回放送されてるわけですが、それぞれ違ったパターンできてるのがいいですね。初回のパターンを少しずつずらしながらや…

いつまでもショパン

いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)作者: 中山七里出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2013/01/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見る岬先生の弾くノクターンのためにこの物語があったのかなって私は感じました。私…

たかしまお

高島屋で開催されている「浅田真央 23年の軌跡展」の名古屋初日に行ってきました。東京で大盛況だった真央展、どんな感じなのかなーとワクワクしながら行ったんですが大満足でした。真央ちゃんの小さな頃から2014ワールドで3度目の優勝を飾るまでのあゆみを…

SOI@名古屋 その3

名古屋公演だけはショーのあと、MC小塚氏による日本人選手数名とのトークショーというおまけつきでした。週末に行われた東京公演大阪公演にはなかったことなのでちょっとお得気分。私が見た回はまっちーと織田くんがゲスト。楽しいお話が聞けてよかったなあ。…

死神くん

日テレ土9みたいなドラマだなあと思いました。録画したのを翌日娘と一緒に見たんだけど、全然見れたな。初回だからこういうソフトないい話を持ってきたのかもしれないがこれならばもっと早い時間にしてファミリー層取り込んだほうのがいいのになあと思いまし…

ロンググッドバイ

大変だ、NHKが本気だして我々を狙いに来たらしいぞ! これは大変だ! というのがこのドラマに対する鼻息荒い私の感想です。退廃的な雰囲気に包まれたハードボイルドドラマだなんて、ホイホイされないわけがないという。たまらんですね。 面倒くさい男の嫁は…

噂の女

噂の女作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (19件) を見る糸井美幸という女を色んな角度から描いた連作短編集。構造的には『嫌な女』とも似てるんだけど、全体から受ける印象は少し違…

SOI@愛知県体育館 その2

2部からはゆづが出てきたんだけどなんていうか毛色の違う歓声上がっててオリンピック効果ってすごいなあって思いました。とにかくいっぱいキャーキャー言われてたなあ。私の席の近くに女子高生2人組がいたんだけど、ゆづ出てくる前までは大人しかったのに出…

SOI@愛知県体育館 その1

名古屋SOIの3日目に行ってきました。当初は行く予定はなかったんだけど、当日券も出てるしって事で急きょ行くことに。いやー行ってよかった! オリンピックイヤーのSOIはいつものSOIとは違うものだそうだけど、SOI初だったので私は楽しく見ることができまし…

伊藤くんA to E

伊藤くん A to E作者: 柚木麻子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2013/09/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (18件) を見る伊藤くんをめぐる5人の女達の物語。構造としては柚木版ニシノユキヒコになるんだろうけど、全く違う読後感の本でした。出てくる…

極悪がんぼ

全てにおいて月9ぽさを排除したドラマでした。どちらかというと木10ぽいかなと思います。題材もキャストも月9ぽさはないですね。もう少し深い時間のほうのがよりはっちゃける事ができていいのかなーって気もするけど、私はこういうテイストは嫌いじゃないで…

ビター・ブラッド

部屋の壁一面に写真が張りつくされている部屋が登場した時には、ベタすぎることに異議を唱えるスタッフは誰もいなかったんでしょうかねえ。手垢つきすぎでしょ。でもってそういう部屋、春ドラでは3つもあるんですけど。なんだろ、この春のインテリアのトレン…

花咲舞が黙ってない

半沢と同じくこちらも基本構造は時代劇なのに与える印象が全然違うのは、脚本もだけど演出の方向性が違うからなんでしょうねえ。花咲舞のほうがするするーっと流れていって軽さを出しているように感じます。週の真ん中のお仕事ドラマだからなのかな。まあ、…

ホワイト・ラボ

TBS月8っぽい安定感のある作りでした。この枠っていい意味でマンネリしてて私は好きです。ホワイトラボのメンバーはみな個性的で一癖二癖ある人ばっかなんだけど、それが嫌な方向にいってなかったので見やすかったです。とりま初回としてはいいスタートを切…

アニバーサリー

アニバーサリー作者: 窪美澄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見るうーん、期待しすぎちゃったのかなあと言うところです。「ふがいない僕は空を見た」がすごくよかったのでハードル上げまくって読んで…

弱くても勝てます

ニノが転校生にしか見えませんでした。急な転校で制服が間に合わなかったのかなって。なんだろう、あの馴染み具合。永遠の高校生なのかもしれません。もしかしたらネバーランドに住んでるのかもしれません。 お話としては思っていたよりもサクサクっと進んで…

MOZU

映画っぽい、というか映画じゃないのによくこれだけの画が作れるなあと思いました。単独の制作じゃないからこそできる贅沢なんでしょうねえ。テレビドラマにしたら画がちょっと重すぎるかなという気がしないでもないけれど、そういうドラマがたまにはあるの…

BORDER

木9で丸被りなこちらは録画視聴したのですが、思ってたよりも好きな感じのドラマでした。死者と対話できる刑事ということでホラーとSFの中間ぐらいかな。脚本と演出が乖離してなくて見やすかったです。それにしても死者があそこまではっきりものいうのには驚…

つむじダブル

つむじダブル作者: 小路幸也,宮下奈都出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2012/09/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る2人の作家さんによる共作という珍しいスタイルの本。主人公は2人いて兄パートを小路さん、妹パートを宮下…

もう2カ月

祖母が倒れて早2カ月。4月の頭に手術のため転院*1をして今のところは落ち着いています。近々前の病院に転院をする予定。娘を連れてお見舞いに行くと祖母はとても喜んでくれます。一昨日はおば夫婦といとこも来ててすごく喜んでいました。1カ月ほど前は「こん…

花子とアン

始まって早2週間。今のところ様子見かなーというところです。悪くはないと思うけど取り立ててここが好きと思うところも多くはなく、キャストが入れ替わった次週以降どう動いていくのかを見ていきたいなーという感じです。妹役に黒木華ちゃん、幼なじみに窪…

アリスの棘

シリアスな復讐鬼の話かと思いきや、復讐方法がトンデモでした。手間暇かけてるという点においては、並々ならぬ意志を持った復讐だなあと思うけど。この調子で復讐が進んでいくっぽいのでそういう意味では心構えをきっちり作ってくれた初回なんだなあと思い…

サイレント・プア

顔見せとしての初回としては悪くはなかったんじゃないのかなーと思います。こういった社会問題を扱う物語って軸をどこに置くのか難しいのではといつも感じます。リアリティを重視しすぎると見てて重苦しくなるし、キレイ事にしてしまうとファンタジー色が強…

ブラックプレジデント

接点を持つはずがなかったブラック企業の社長と大学生がお互い影響を受けながら成長していくっていうはなしなんだろうけど、私はちょっと苦手だなあ。どちらに主軸を置いてみることもできなかったし、かといって第三者的に見て楽しむことができたかというと…