銀行狐作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る銀行が絡んだ事件を描いた短編5編を収録した短編集。さすが元銀行マンという事でリアリティがある仕上がりになっています。いや私銀行の内部…

娘につきあって完走しました。私原作読んでたんだけどさっぱり忘れちゃっててドラマ見ながらこんなバイオレンスな事件ばっかだったのかーとちょっと驚き。後男女の痴情のもつれとかさ。もっとふわっとした血が少ない本かと勘違いしてました。 最終回前と最終…

本の愉しみ、書棚の悩み作者: アン・ファディマン,相原真理子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2004/07/24メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (17件) を見る作家である著者が本について書いたエッセイ集。 わたしが本書を書きはじめたのは、…

螢作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 153回この商品を含むブログ (125件) を見る陸の孤島に閉じ込められる言わばクローズドサークルものの王道でありながら、麻耶作品らしいしかけにしてやられまし…

ねえ、今からでも遅くないからNHKでドラマ化しませんか？と詰め寄りたくなりました。原作既読と未読でドラマに対するスタンスが変わってくるんだろうけど、既読の人間としてはちょっとううーんと首をひねりたくなっちゃいました。まず、なんで澪ちゃんが北川…

面白かったです。見ごたえ十分。書き込みがしっかりしてあるから画面がもつんですよね。 戦争ってどの場所から見るかによって色んな切り取り方ができるんだけど、今回パンパンガールがした話が何とも心にしみました。男の戦争と女の戦争は違います。男達がや…

先生、キジがヤギに縄張り宣言しています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学作者: 小林朋道出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2011/03/23メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る先生シリーズ第5弾。読むた…

昨年初めて学級委員に立候補して無事当選し責務を果たした長女。もうすぐ後期の学級委員を決めるという事で立候補したいと言ってたものの、やっぱりやめようかなーと言っている今日この頃。何故ならば、立候補を牽制されているからなのです。一学期の終わり…

蜜姫村作者: 乾ルカ出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2010/10/20メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (14件) を見るううーん、期待が大きすぎたのかなあという感じでした。舞台設定自体は面白いと思うんだけどプラスアルファが欲し…

リアル・シンデレラ作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/03/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 62回この商品を含むブログ (24件) を見る不遇の少女時代を送りながらも魔法使いのおかげで舞踏会に参加して王子様の花嫁となったシンデ…

初回は正直あんまり好みじゃなかったです。脚本もそんないいとは思えなかったし演出もちぐはぐだったし。だけども尻上がりに調子を上げていき、いい最終回になったと思います。よかった。キレイに色んなもの回収していったし私はこういう最終回好きです。 最…

次女から今年の学習発表会では『泣いた赤鬼』をやると報告がありました。ワーオ、これは大変！ 私本番で泣かない自信がありません。間違いなく泣く。というかまず家で次女が練習してる時点で泣くかもしれません。もちろん、彼女がどの役になりどのシーンをや…

珍しく月9完走しました！ ラス前回とラストはお仕事パートが減って恋愛パートが増えててちょっとむむむ…という感じ*1でしたがおおむね楽しく見ることができました。うまーく収まるとこにみんな収まってなんともハッピーな終わり方でした。夏井がブラジルに行…

ラッシュライフ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 133回この商品を含むブログ (805件) を見る面白かったー！ だまし絵みたいな話なんだけど、群像劇的な面白さもあってぐぐぐっと引…

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学作者: 小林朋道出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2009/07/09メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 8回この商品を含むブログ (20件) を見る鳥取環境大学の小林先生による…

アメトーークは毎週見ているものの、基本的に録画見でリアルタイム視聴することはあんまりなかったりします。だけども今回は「どうした!?品川」ということでこれは何かが起こると思い、珍しくリアルタイム視聴しました。いやー面白かった！ まさか品川をこん…

あれ、予告にあったはずの「ぼくが（朝比奈を*1）傷つけた」はどこへ行ったのかしら。私がぼんやり見てたから見逃しただけ？ ここ大事なとこなのにーなんでカットしちゃったのよ。私にとってこのドラマって恋愛ドラマというよりもビジネスドラマなんですね。…

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/08メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 170回この商品を含むブログ (97件) を見るミステリ界のハカイダー麻耶雄高らしいアンチミステリ小説でした。ちょっとずるいな…

安達祐実面白かったなあ。彼女が出てくると全部かっさらっていっちゃうのよねえ。 ドラマ全体としてみると最初のほうのが面白かったかなあという感じ。別に悪くはなかったんだけど、なんていうか徐々に飽きてきちゃったというか。最初は新鮮に感じてたんです…

1話の始まりから考えるとずいぶん遠くまできたものだなあと思いました。まさか最終回で獄中からこんにちはするとは思ってもみなかったもの。最初は田西の恋愛から入っていった物語の終着点が家族だというのが面白かったです。なるほどなあと。出所した田西を…

吉田茂を主人公に坂元裕二が脚本書くって聞いちゃあ見ないわけにはいきません。実在の人物、史実をどう解釈して脚本を作り上げるのかワクワクしながらテレビの前で待機しておりました。 近衛夫人が近衛文麿の背中を拭きながら寄席の話をするくだりがとっても…

前巷説百物語 (角川文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/12/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (29件) を見る巷説シリーズ第4弾。又市が小股潜りの又市となるまでのお話です…

夏休みの終わりごろ、次女が「学校が始まるのがちょっとドキドキする」と言っていました。うーんこりゃ何かあるのかしらと思ってたら「最近学校であんまり元気ないよ。去年はもっと楽しそうにしてたのにね」と長女からの報告が入り、頭抱えてたんです。でも…

養女の三女を含む三姉妹の相続税トラブルをキレイにまとめてありました。いかりさんの話もこれまたふわっと着地して後味悪くないようスッキリした仕上がり。でもこれは次週からのトッカンVS吹雪弁護士のためのふりの回なので後味ひかないような作りにしたの…

ささらさや作者: 加納朋子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2001/09メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (28件) を見る突然の交通事故で妻と子供を残して死んでしまった夫、だが幽霊となった彼を見ることができた人に一度だけ入って妻と話す…

四龍海城作者: 乾ルカ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/07メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る日本の領域内にありながら地図にもインターネットに物っていない四龍海城。「さらわれて」やってきた健太郎は脱出するための…

夫に家事育児を手伝わせたいならば褒めて伸ばすべしという風潮にちょっともやーんとなっております。今朝のあさいちでもやってたそうだけど*1産後クライシス対策として、夫は察しないので言葉で伝えよう、褒めて成功体験を増やしましょう、6割できてればOKと…

朝比奈逮捕のあと、予告で日向が「ぼくが（朝比奈を）傷付けた」というセリフがきたという事で堕ちた朝比奈を日向が救い、壊れてしまった2人の時間が再びともに動き始めるという電波を受信しました。そういう展開ならば俄然前のめりで視聴したいと思います。…

うーんと、踊るってああいうドラマでしたっけ？ 連ドラの時はもっと面白かった気がするんだけどなあ。もしかして私過去を勝手に美化しててそれが故にSPドラマに満足感が得られないのでしょうか。なんていうか雑な気がしたんです。もっと丁寧に作りこみできた…

だから、子どもの本は面白い作者: 広瀬恒子出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2006/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る子供の本を取り巻く状況について描かれた本。 子どもの本がおもしろいのは、どのような時代状況であっても、生き…