2013-01-01から1年間の記事一覧

歪笑小説

歪笑小説 (集英社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/01/20メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 59回この商品を含むブログ (80件) を見る文壇を舞台にしたブラックユーモア短編集。まあ色々と書くものですねえといった感じの本。ぶっち…

ノエル

ノエル―a story of stories作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/09メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (23件) を見る優しい、心に響く物語でした。3編の小説からなる連作小説なのですが、どれも童話がモチーフとし…

はじめてだらけの夏休み

はじめてだらけの夏休み作者: 唯野未歩子,渡邉良重出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/10/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見る父親は年に5回ほどしか返ってこず、母親は精神を病んでいる家庭の9歳の少年が過ごす一夏の話…

さよなら2013年

いよいよ2013年も残りわずかとなりました。今年も色々あった1年でした。脱専業主婦でパートに出たのはいいが色々あって辞めようと思ったらひと悶着あったりで人生甘くないなあというか落とし穴ってどこにあるのかわからないなあと途方にくれたりもしました。…

全日本

あー面白かったー! そして泣きに泣いた全日本でした。テレビ観戦なのに感極まって毎日泣いてたのは私です。現地行ってたら泣きすぎてしっかり見れなかったと思うのでおうちでよかったな☆ってくらい(笑) 今年の全日本は後のスケート界で語り継がれる伝説の全…

フィルター

「人は見たいように見て、聞きたいように聞いて、信じたいように信じる」これはリーガルハイ2期の9話での古美門のセリフです。人は誰もが自分というフィルターを通してしか世界と対峙することはできません。ただ、そのフィルターから見える世界こそが全てで…

刑事のまなざし

地味ながらも丁寧に作られたドラマだったと思います。全話を通して一貫性もあったしいいドラマでした。ちょっと優等生すぎちゃったかなという気もしたけど。もう少しずらしてみてもよかったんじゃないのかなーって。それでもドラマとして破たんすることはな…

独身貴族

このドラマにおけるヒロインは私にとっては玲子さん一択でした。玲子さんにはぜひとも幸せになって欲しいなあ。 それにしても安堂ロイドもだけど全く感情移入できない共感のできないヒロインを相手役に持ってこられるのって辛いですね。春野雪のどこがいいの…

自分を好きになる方法

自分を好きになる方法作者: 本谷有希子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/07/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (62件) を見るうーん、思っていたのとちょっと違った感じのお話でした。もっと本谷さんらしい超特急なお話を期待してたから面喰ったと…

リーガルハイ

リーガルハイ2期の発表があった当初、羽生投入によって恋愛要素がプラスされることについて「リーガルハイにはそういうのはいらない」などと言われたりしていたものの、終わってみたらラブばかりが頭に残る最終回でした。まさかの公式が最大手なんてね、やる…

クロコーチ

面白く見てはいたものの、最後の最後でちょっともやっとしたまま終わってしまいました。いや、もやっとさせるというのは決して悪いことじゃないと思うんです。特にこのドラマにおいては。ようはもやっとさせかたの問題なのかなあと。せっかく大風呂敷広げた…

よろず占い処 陰陽屋へようこそ

錦戸くんのにやりとした顔っていい方にも悪い方にもどちらにも受け取ることができるので面白いなあと思ってみてました。そういう意味でこの役は彼にとって適役ではなかったのでしょうか。 特別に巨悪が出ることもなく1話完結でゆるゆるっと見ることができて…

八重の桜

無事完走したけれど、やはり会津戦争までのほうが私は面白かったしカタルシスもあってドラマを見る醍醐味を感じていました。しかし1年という長いスパンで見るとちょっとバランスが悪かったのかもしれません。特に最後の最後で八重さんの後半の人生があまりに…

架空の球を追う

架空の球を追う作者: 森絵都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/01/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (42件) を見る11篇の短編を収録した短編集。何気ない日常を切り取っただけなのになんでこんなに心地よく読めるのか。…

偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん作者: 万城目学出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログ (100件) を見る万城目さんっぽいお話だなあと思いました。でもって映像化したらはえる小説…

安堂ロイド

5話くらいまでは見てたものの、途中脱落してました。でもって先週久しぶりに見てみたら「あらしばらく見てない間になんだか面白いことになってきてるなあ」と興味をひかれてまいもどってきました。SF度が更に上がっててゴールデンタイムのドラマ、しかも木村…

リーガルハイ

「人は見たいように見て、聞きたいように聞いて、信じたいように信じる」法廷で古美門が放ったセリフがずっしりと心に残っています。真実なんて人は本当は求めていないのかもしれません。自らが持つ歪んだフィルターのほうのが大事なのかもしれません。この…

カーディガン

最後のボタンつけだけ残して1カ月近く放置していたカーディガンをやっとこさ仕上げました。パーツをそれぞれ編んでからとじはぎするのではなく、トップダウンで襟から編んでいくためにとじはぎが本当に少なくとじはぎに苦手意識がある私にとってありがたいデ…

リカーシブル

リカーシブル作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (36件) を見るママと小3の弟ともにママの生まれ故郷の町に引っ越してきた中1のハルカ。新しい街で彼女が巻き込まれてい…

憤死

憤死作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/03/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (22件) を見るやっぱり大好き綿矢さん、読後にそういいたくなる気持ちを抑えきれませんでした。装丁見て「あら、なんかか…

きのう何食べた?

きのう何食べた?(8) (モーニング KC)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/03メディア: コミックこの商品を含むブログ (50件) を見るうっかり出遅れたことによって通常盤しか買えなかったのが地味にしょんぼりです。オタクなんでね、限…

キアズマ

キアズマ作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/10/11メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るサクリファイスシリーズ第4弾。しかし、今作は今までのようにプロの世界を描くのではなく大学の自転車競技についての物語になっていま…

プリズム

プリズム (創元推理文庫)作者: 貫井徳郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2003/01/24メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (92件) を見る小学校の女性教師が他殺が疑われる状況で亡くなり、その事件の謎を追うミステリ。話が進む…

オリンピックの身代金

さすがテレ朝55周年記念ドラマだけあって豪華キャストでした。色んな人キャスティングできてよかったねえという中でも松ケン先輩のキャスティングできたことが何より素晴らしかったなあと感じます。この手の役をやったら本当にうまい、うますぎて困っちゃう…

採点をするということのむずかしさ

フィギュアスケートは採点競技です。ジャッジが採点して出した点数をもとに順位をつける競技です。機械ではなく人が人を採点するが故の難しさを見てると感じたりもします。観客が見て感じたものとジャッジが出した点数が一致する時もあれば乖離している時*1…

落とし穴にはまる

色々とあってパートをやめようと思ったところにとんだトラップが仕掛けてあって精神的にへとへとです。私としても辞めるタイミングをはかっていたんだけど、中々うまくいかなかったんですね。私のあとに入った人がある程度育ったとこでならば辞めても迷惑か…

ニット帽

なんとなーくニット帽が欲しくなり編んでみました。が、予定より少し小さめに仕上がってしまいほどいて編み直そうかと思ったら次女が欲しいというのであげることにしました。 こういう時、もらってくれる子でよかったー。使えるうちに使ってくださいな。

家電は突然死を遂げるものだと悟る

先週の水曜日、ごちそうさんを見ようとNHKに変えた途端テレビ画面がブラックアウトしてしまいました。ああんもう、ごちそうさん見たかったのに! ていうか水曜はリーガルハイがやるのにどうしてくれるのよ! ダメもとでメーカーに電話してテレビいじってたら…

リーガルハイ

前シリーズにおける犬神家パロに続き今シリーズのお遊び回は北の国からパロ。あーもう楽しそうだな! ニマニマせずにはいられませんよ。 そんなお遊び回なのですが、そんな中にもピリッとしたものを持ってくるのがリーガルハイ。今回はダークサイドにおちて…

PK

PK作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/03/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 143回この商品を含むブログ (70件) を見る私はこういう伊坂さんの小説が読みたかったんだよなあという本でした。時系列が複雑でちょっとわかりにくくてそ…