村岡花子と赤毛のアンの世界作者: 村岡恵理出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/03/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る翻訳家村岡花子を5つの切り口から紐解くことにした特集本。編集は孫で作家である村岡恵理。収録されている文章がバリ…

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/07/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (36件) を見る駅のホームでトラブルになったのをきっかけにストーカー被害にあう倉田家。その一方、仕事でもトラブルに巻き込…

娘が小さかったころを思い出してしみじみしてみたり。2月の寒い時期に夜寝る前「トイレするの!」と言い張った長女*1が1時間もトイレに引きこもり出もしないシッコを出るのを見守ったりしたあのころが懐かしいなあ。次女が泣いてるからトイレなんかいいから早…

かばん屋の相続 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/04/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 117回この商品を含むブログ (30件) を見る銀行員を主人公に据えた銀行にまつわる話を集めた短編集。銀行ってただ単にお金が行きかう…

深く深く、砂に埋めて作者: 真梨幸子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/16メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る魔性の女有利子と彼女に魅入られて人生を踏み外していく男たちの話。語り手になるのは有利子の母と有利子の…

相変わらず面白いですね。一線を越えた石川は暴走をし続け、ますます正義へと傾いていっています。しかし石川が正義へと傾けば傾くほど、彼は孤立していきます。正義を突き通す難しさ、正しい事が常に正しくあれぬ理不尽さを抱えて石川は更に孤独を深めてい…

オキシペタルムの庭作者: 瀧羽麻子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/10/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る資格受験専門学校の事務員として派遣で働いている33歳の女性の話。初読みの作家さんだったんだけど苦手なタイプのお話と主人公…

ザ・万字固め作者: 万城目学出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2013/02/09メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る万城目さんのエッセイ第3弾。ゆるゆるっとした小ネタ満載で相変わらず楽しく読むことができるエッ…

大地のゲーム作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/01/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る21世紀半ばの近未来の日本を舞台した地震小説。物語の舞台自体はSF的であるけれど、それ以外については綿谷作品っぽいなあと思いました。…

文化祭の話単独で見れば、そんなに悪い出来ではないのかもしれません。部員たちの熱い友情、しかし迫りくる現実に太刀打ちできる力は高校生の彼らにはないのであった。ああ現実は厳しいね、だけど俺らは頑張るよ、青春って美しいけど残酷だね。そう思えば確…

贖罪の奏鳴曲作者: 中山七里出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/12/22メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (20件) を見る主人公の御子柴弁護士の少年時代というのは神戸の少年Aがモデルなんでしょうね。彼だけがモデルではないと思うんで…

曾根崎心中作者: 角田光代,近松門左衛門出版社/メーカー: リトル・モア発売日: 2011/12/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (18件) を見る近松門左衛門作の人形浄瑠璃『曾根崎心中』を翻案にした本。近松版はなんとなーくは知…

世間知らずということについてだらだら考えたり考えなかったりしています。そもそも世間というのは何なのでしょうか。ひとつしかないものなのでしょうか。人の数だけあるものじゃないのかなって思うのですが。 たまに教師は世間知らずだとか医師は世間知らず…

大変だー大変だー！ 大変すぎて何から伝えたらいいのか分からなくなるくらい大変でした。まずは暴力表現が9時台にしては過激すぎて大変。この手の表現は深夜枠じゃないと無理だと思ってましたよ。大変その2、新谷兄妹の設定がモリモリ過ぎて大変。こちらもこ…

ＤＩＶＥ!! 上 (角川文庫)作者: 森絵都出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2012/10/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るDIVE!! 下 (角川文庫)作者: 森絵都,影山徹出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/05/26メディア: 文庫購入: 11…

こげ茶×ピンクのアポロ配色のプルオーバーを編んでみました。この配色、いくつになっても好きだなあ。 編み図はこちらから。大人かわいいニットのふだん着 デイリーからおめかしまで作者: michiyo出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2014/02/28メディア: 単…

クドカンゲストの第5話は息抜き的なお話の回でした。とにかく終始喋りまくる記憶喪失な幽霊クドカンが醸し出す雰囲気が面白かったです。当て書きをされたそうだけど、こんなうまくはまるんだなあって。このまま最後までコメディタッチで終わるのかと思いきや…

ラシックでMT展が行われるというので行ってきました。 丸いマステで飾られた会場がかわいい！ 写真撮るの忘れたけど、床も同じマステでデコられてました。会場に置いてあった丸椅子はマステでチェック柄にデコってあってこちらもかわいかったなあ。とにかく…

明日この手を放しても作者: 桂望実出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る19歳で全盲になってしまった妹と、不平不満ばかりいう兄。母を亡くし父が失踪して兄妹2人で生き抜いていくという…

見に行こう行こうと思いつつ、見逃してたのを一昨日見に行ってきました。面白かったです。早速サントラ買って聞いてます。ミュージカル映画だからサントラ欲しくなっちゃってね。ちょこっとネタばれしてるのでたたみます。