2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オートフィクション

オートフィクション作者: 金原ひとみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/07/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (67件) を見るオートフィクションとは自伝的創作のこと。故にこの小説の主人公リンは金原ひとみ自身を思わせる…

Mother

やばい、こんなの見て泣かないわけないじゃないですか。奈緒(松雪泰子)に気を使って風邪であることを言いだせないつぐみ(芦田愛菜)にも涙、自分が捨てられた経緯を葉奈(田中裕子)に語る奈緒にも涙、そしてそれを聞き一人になってから嗚咽する葉奈にも…

八日目の蝉

ダメだ…。希和子(壇れい)が思い描いているだろうかわいそうな悲劇のヒロインに全然見えないどころか、自分勝手なエゴイスティックな母性の押しつけしてる人にしか見えないんですが。希和子のナレーションがなきゃもっと感じは違って見えただろうけど、薫(…

白夜行

映画化かー。でもって雪穂が堀北真希。ドラマ化の時は綾瀬はるかだったけど、やはり悪女のイメージがない女優さん。ここで脱皮をしたいってことなのかしら。原作はすごく好きだし、たっぷり時間を使えたドラマと違い2時間程度の映画でどう味付けするのかな…

有頂天家族

有頂天家族作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/09/25メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 857回この商品を含むブログ (373件) を見るモリミー流家族小説。とはいってもやはりモリミー、普通の家族小説じゃありません。なんせ狸の家族小…

鼓笛隊の襲来

鼓笛隊の襲来作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/03/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (93件) を見る少し不思議な9つの短編を収録した短編集。日常から少し浮きあがった世界は世にも奇妙な物語テイストです…

そういう気分の時もある

なんだか無性に気持ちがもやっとする。そういうときは『王様の耳はロバの耳』みたいに思いっきり言えたらすっきりするのかな。悪意がある言葉でなく、芸のある面白い言葉でそういうことをスカッといってみたい。つまんない悪口じゃなくて面白い悪口が言いた…

チェイス〜国税査察官〜

村雲(ARATA)の非情さが恐ろしい。目的のためならば手段なんてなんのその。足引っ張るやつは容赦なく切るし、利用価値のあるやつはどんどこ利用する。それが村雲流。ああんもう、たまんなかとです。でもってそれに乗ってしまう歌織(麻生久美子)。やるのね、…

ヤッターマン

金曜ロードショーでやってたから見ました。ドロンジョ様はかわいいね。役柄もおいしかったしね。深田恭子はやはりかわいい。 わざわざ映画館まで見に行くっていうより、SPドラマで充分じゃないかなーと思いました。こういうのはお茶の間(死語)でわいのわい…

Mother

奈緒(松雪泰子)が置き引きにあった時はオイオイちょっと不用心すぎやしないかねと思ったものの、桃子さんに会わせるための展開だったんですね。 つぐみ(芦田愛菜)が奈緒に気を使っている様はやっぱり痛々しい。そこの部分を指して子供っぽくないこまっし…

ダイイング・アイ

ダイイング・アイ作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/20メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (135件) を見るミステリとホラーを融合させてみましたな話。途中までは謎が気になって気になってこれってどういうことなのよ…

名探偵の掟

名探偵の掟 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/07/15メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 147回この商品を含むブログ (233件) を見る長編でこったミステリを書く東野圭吾も好きだけど、こういうおバカなのも大好き。こういう話…

サンタのおばさん

サンタのおばさん作者: 東野圭吾,杉田比呂美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/11/14メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (20件) を見る女性初のサンタを認めるのか認めないのか、その会議を通して様々な問題を考える東野圭…

八日目の蝉

見るたびに思うことだけど、希和子(壇れい)はよくもまああれだけすらすらと上手にウソがつけるものだ。学習してるってことですかね。 今回、帰ってこない娘を待つ母の話と子供を亡くした夫婦の話を聞いた希和子。どう思ったのだろうか。心が痛んだりしたの…

失われた町

失われた町作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/11/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (168件) を見るこれは読んだ私の時期が悪かったです。この本を読んでいたとき、数日すごーく眠くて眠くてたまらなくて非…

刻まれない明日

刻まれない明日作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2009/07/10メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (46件) を見る不思議な不思議な話。つかみどころがなくてふんわりしてるんだけど、でもそれがいい、みたいな。これって『バス…

幼稚園にて唐突に「cho-koさんって幼稚園の先生やってたんだよね?」と聞かれました。もちろん、経験0です。無資格です。どこから出た噂か知らないけど、噂って怖いものだ。ポジティブに考えて、幼稚園の先生の雰囲気を持ったステキママだね☆って言われてる…

チェイス〜国税査察官〜

面白かったー。NHKの社会派ドラマってこんなに面白いものだったんですね。侮りがたし、NHK。ラストのところで草輔(江口洋介)サイドと村雲(ARATA)サイドのエピソードが交わるとこなんて、見てて興奮しないわけがない。Motherといいチェイスといい、今期の…

新参者

原作未読なのであれだけど、『赤い指』に続き加賀刑事は人情派デカなのですね。阿部ちゃんの加賀刑事はありだと思います。割と想像通りだったというか。安心して見れるのはよいことです。 役者陣が豪華。舞台が東京ということで1話海外ロケで無駄に予算をド…

十角館の殺人

十角館の殺人 (講談社文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/09メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 1,066回この商品を含むブログ (215件) を見るごめんなさい、初読みの綾辻作品*1があんまり面白くなくて、全然期待せずに読んだことを今…

素直になれなくて

想像以上の物件でございましたよ。一応、積録を見る前にネタばれしちゃってたのでそれなりに覚悟してみたんだけど、思っていた以上の破壊力。えーっと、北川さんはtwitterを出会い系として理解されてるわけですか? 少なくともドラマの打ち合わせして以降1…

Mother

うっかり子供と一緒に寝落ちしてしまったものの、録画しておいたので無事、見ることができました。バラエティは積録してもよいけれど、ドラマは積録しないようにするのを心がけてるので早速視聴。いやー見れてよかったです。 ポストのくだりはあれずるいよ、…

ひみつの嵐ちゃん

「オレのすごいとこ、よう聞いとけよ。お前らわかってんのか」的な人をゲストに1時間かけてやるのはきついです、はい。絶対男は浮気するだとか付き合う女と結婚する女は違うほうのがいいとか大きなお世話だ。視聴者層を考えてくれ。誰もそんな「オレ格言」を…

なんだかちょっと

基本的には怒ることなく、のびのびと子供には接していきたい派です。たまーに外でものすごくヒステリックに怒っている人を見ると、「ストレス溜まってるんだろうなあ。うん、そういうときもあるよね。辛いよね。だけども、あそこまでヒステリックに怒るのは…

リテイク・シックスティーン

リテイク・シックスティーン作者: 豊島ミホ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (37件) を見る主人公沙織は友達の孝子から12年後の未来から自分はやってきたのだと告白される。12年後の孝…

八日目の蝉

今回の見どころは久美(坂井真希)。息子を取り返しに行くも、息子は自分のことを覚えてはいなかった。そんな彼女のとった行動は、あくまで見知らぬ他人として息子に接するという道。この部分は見ててすごくぐっときました。色んな想いを抱えつつも、「母」…

窓際の死神

窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)作者: 柴田よしき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/01/29メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見るうーん、中途半端な本でした。文章自体はさらさらっと読みやすいしストーリーにさして破たんが…

わが家の歴史

終わってみれば私にとってのメインは八女家ではなくやはりつるちゃん(大泉洋)でした。つるちゃんがいく度ともなく転職してあちらこちらへ流浪の旅をするのを見守るドラマ、それがわが家の歴史。時代を彩る仕事も色々としていたつるちゃんがした仕事の中に…

わが家の歴史

もうさ、つるちゃん(大泉洋)の歴史でいいじゃない? つるちゃんが房子(榮倉奈々)との交際を八女家に認められたいがために色々と所在と職を転々とする様を暖かく見守るドラマってことでさ。思わずそういいたくなったぐらい、つるちゃんが好きになりました…

わが家の歴史

なんといってもキャストが豪華。チョイ役の昭和のスターたちも、あらこんな人が!って言うのが多くて楽しめました。まあでもそれはキャストが豪華だから思えることなんだけど。本当はそこの部分削ってもっと本篇書き込んでくれてもよかったんじゃないのかな…