- 作者: 中村うさぎ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
他人の視線をまったく遮断して生きることなど不可能だし、その視線に自意識が揺れ動くのは当たり前ではないか。てゆーか、もしも揺れ動かない人がいたとしたら、それはそれで「客観性のない人」であって、とても他人と共存しにくい人物だと思うわよ。「客観性がない」ということは「他人の気持ちに対する想像力が働かない」ということだから、他人の痛みも共有できないコミュニケーション不全者になってしまうのよ。そんな人間、はたして幸福かしら?
コミュニケーションについては私も思うところがあって、なるほどこういうのも一つの考え方かと思いました。客観性って大事ですよね。