翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

ミステリ界のハカイダー*1こと麻耶雄高のデビュー作。どのようにハカイダーになっていったのだろうかと思っていたらば最初っからハカイダーだったのですね。面白かったー! 推理が二転三転しつつも驚愕のラストへっていうのがぴったり当てはまる本でした。しかれどもだからといって超おすすめ絶対読んでね!というかというと全くを持ってそういう事がありません。むしろ、おすすめしないです。だってこれ好き嫌いがはっきり分かれる本だと思うんですよ。好きな人は大好きだけど、嫌いな人は「何これ?」といって壁投げ本になるはず。なので、もしだけど読まれる方はそのつもりで読まれるとよいと思われます。でもってもし合わなかったとしても、怒らないで頂けるとありがたいです。

*1:勝手に命名

ランナウェイ

南極大陸だけじゃ飽き足らずこちらも初回2時間コースとは、TBSさんはも少し色々考えてくださいといいたい気持ちでいっぱいです。何度もくどくど書くけれど、初回2時間はハードル高いんですよー、視聴者的に。お願い、届けこの想い。
そんなこんなでランナウェイですが、見てわかりましたよ初回2時間の理由が。だって2時間にしないとさくらが出てこないんだもの。子役界のクオリティ高っ!というのをまざまざと示してくれた彼女を初回に出すことによって視聴者を引っ張る作戦だと私は踏みました。本当にすごいものですね。天才子役っていっちゃってもいい子がたくさんいるんだもの。棒読みの子役ってあんまり見ないですよねえ。今や子役はドラマの出来だけではなく数字すら左右しかねない存在でもあると思います。恐ろしいわー。でもこの子たちがみな大人の俳優になれるのかというとそうでもないあたり、子役の難しさも感じます。それ思うと神木くんってやっぱ天才だわ。