螺旋階段のアリス

螺旋階段のアリス (文春文庫)

螺旋階段のアリス (文春文庫)

不思議の国のアリス』をモチーフにした日常の謎系連作短編ミステリ。テンポもよくサクサクっと読めるお話でした。ほろ苦い部分もありつつ、ほんわかする話もあったりで飽きさせないようになってたのもよかったと思います。ただ、私があんまりアリスに詳しくないのでそこら辺が残念ポイントでした。もちろん、アリスのことを全く知らないくても十分楽しめるんだけど知っていたらば更に倍って感じだから合わせて読むが吉だと思います。

モリのアサガオ

とりあえず及川(伊藤淳史)は喋りすぎ。思ったことなんでもすぐ口にしたいタイプなんですね、彼。まあでも麻美(香椎由宇)も同じようなうざいとこがあると思うからそういう意味じゃあ似たものカップルなのかもしれないです。
深堀(柄本明)の最後のセリフにぞわっとしました。こういうとこでバランスをとってくれてるのが救いかなーと。