まさに過去が現在に呪いをかけるのだといった内容だった８話。郷田（江口洋介）しかりサチ（広末涼子）しかり富岡（谷原章介）しかり黒木（稲垣吾郎）しかり。２５年まえの事件でみんな色々なことが変わってしまったわけで、それがまさに呪いのようです。こういうことって実はすごくたくさんあって、ある一つのことをきっかけにに今までとは違った道を進むことになる人ってたくさんいるんだと思います。だからといっていつまでも過去の亡霊に捕らわれていては先には進めないし、未来をつかみ取ることはできません。でも、それってエネルギーがいることなんですよね。過去に向き合うということは自分に向き合うことであって、そりゃしんどいもの。見たくないものを見たり知りたくないことを知ったりはしたくはないんだから。
