救命病棟24時

前回のサスペンスな感じから一転、静かな救命だったと思います。2時間18分スペシャルだけど、印象としては一挙2話放送って感じがする。
進藤先生(江口洋介)が澤井先生(ユースケ・サンタマリア)に「おれは現場で頑張るからあんたは救命機構で頑張ってくれ」だなんて、踊るのパロディーかと思いました。懐かしいなあ、青島(織田雄二)と室井さん(柳葉敏郎)などと意識が軽く遠くへ飛びそうになりました。まあ、踊るのことはさておきとしてこのセリフなあ。これ最終話に使おうと決めていたのならもっと進藤先生と澤井先生のぶつかりを描かないと生きてこない気がします。2人がぶつかりあいながらもお互いのことを認め合ってるからこそ、生きてくるセリフのはずなのにと思うと、残念。でもそこしか落とし所がなかったんだろうなあ。
今回は救命の崩壊をテーマにしていたが為に色々と回り道をしてしまったのが、見てて散漫な印象になったような気がします。1話でやったモンスターペイシェントを最終話にも入れてたけど、無理しなくてもなあと思ってしまった。だってただでさえ、話数削減されてるのになあ。本当だったら進藤先生対澤井先生でたっぷり見せ場を作るはずだっただろうに。消化不良気味。
でもって冬にスペシャルですか。ええー話数足りなかったから? ううーん。