JIN〜仁〜

えええええーっ! ここで終わりなのー?っていうのが最終回を見終わっての第一声でした。だってだって平成22年の十円玉は? オメメぱかっのホルマリンちゃんは? 包帯ぐるぐる男は? 龍馬のあの声は? タイムスリップの謎は? それ全部放置プレイですか…。ずーっと面白かっただけに伏線を全く回収せずというのはさみしかったです。これはSPもしくは映画化前提ってことなんですよね? もちっとどうにかならんかったかいな。
とはいえ、人々の心や関係性という意味ではきちっとまとめ上げてくれていたと思うので、その点は満足です。へっぽこだった恭太郎お兄ちゃん(小出恵介)が最後に咲(綾瀬はるか)のために大芝居打ってくれたとことかやっぱいいなあと思ったし、その前に咲が「母上申し訳ありません」っていうとこも、仁先生(大沢たかお)の手術を無事終わらせるために命を張る咲も、吉原を出た野風(中谷美紀)の表情も、ひょっこり帰ってきて見てるこっちを「もう、龍馬(内野聖陽)ったら、うふふ」などとほほ笑ましてくれた龍馬も含めて見てよかったなあと思いました。