日韓ワールド
カップの頃の普通の夫婦の話。私が今まで読んできた藤野作品は、ちょっとはみ出した人たちに寄り添うように書かれた話でそういうのが好きでした。だからそういう話なのかなーと読んでみたら少し変わった人は出てくるものの、割と普通の話で最後まで読んでもあまり面白みがないのかなあと思ってました。が、最後の１ページを読んでなんかいいなあと思いました。書いてあることは本当になんてこともない普通の日々で特に事件も起こらないんだけど。でも、普通なのが一番難しくてありがたいことなのかもしれないと思います。
