ニート・ニート・ニート

せっかくついた仕事を退職したりひも暮らしをしていたり大学を中退して引きこもっていたりでニートになった3人がある少女と出会い北海道へと旅をするロードムービー小説。途中、キャラはいいし読みやすいけどでもでもなあと思っていたのが終わってみれば読後感のいい爽快なお話でした。結局彼らは何一つ変われなかったのかもしれない。この旅は何一つ意味がないものだったのかもしれない。でもそんなのはどうでもよくてただ、楽しかった。面白かった。青春小説をがっつり読んだなあという気持ちでいっぱいになりました。