アイシテル〜絆

アイシテルがスペシャルドラマになってかえってくるそうです。*1

 少年が少年を殺害してしまう事件の加害者と被害者の家族の苦悩を丁寧に描き、国際ドラマフェスティバル作品賞グランプリなど数々の賞を受賞したドラマ「アイシテル〜海容〜」の続編「アイシテル〜絆〜」(日本テレビ系)が今秋スペシャルドラマとして放送されることが明らかになった。前作に引き続き稲森いずみさんが加害少年の母、森田さつき役で主演を務め、加害少年の弟で、岡田将生さん演じる直人の成長と、加害者家族としての苦悩、家族のきずなを描いていく。
大人になった加害少年、智也の家族に起こるさまざまな出来事が、弟、直人(岡田さん)の目線から描かれていく。智也役を向井理さんが演じるほか、苦悩する直人を温かく見守る須磨加奈を水川あさみさんが演じる。

私連ドラが納得いかなかったんだよなあとはてダを読み返して思いだしました。加害者家族を主人公に物語を作るのは非常に難しい。だってどうしても被害者家族に心を寄せて見てしまうもの。生きてればいい事や楽しいことだってあるだろうに死んでしまったら何にもないという残酷な現実を前に加害者家族が新しく前を向いて生きていく…という終わり方にもやったものでした。チャレンジは評価されるべきかもしれないけれど、この着地は到底納得いかないよって。まあ、私って心の狭い人間だからね。
時期的には「それでも、生きてゆく」が最終回を迎えて以降にオンエアされるだろうからどうしても比べちゃう気がします。今のところ今期ナンバー1っていってもおかしくない出来のドラマ*2と似たテーマっていうのはきついんじゃないのかなーと思うけど、それが吉と出るか凶と出るか。うーん、ちょっと微妙かなあ。
というわけでスペシャルも同じ布陣でいくんだからスルーしようかなーと思ってたらば、成長した智也を向井理、弟役に岡田将生ですってよ。これは見ます。ええ、たとえストレス溜まる内容だったとしても見ますよ。嘉数くんが成長して向井理になるのかー、なんだか感慨深いです。実際のところ、嘉数くんがどう成長していくのかは未知数だけどもいい具合に成長するといいなあと他人事ながら思います。子役から大人の役者へって案外難しいしね。神木きゅんみたいにはなかなかいかないよなあ。

*1:http://mantan-web.jp/2011/08/08/20110807dog00m200008000c.html

*2:最終回で失速する可能性が無きにしも非ずだけど。でもたとえ失速しようともここまで心を鷲掴みにさせてくれてるので十分ありがたいのです。