もやもや

昨年初めて学級委員に立候補して無事当選し責務を果たした長女。もうすぐ後期の学級委員を決めるという事で立候補したいと言ってたものの、やっぱりやめようかなーと言っている今日この頃。何故ならば、立候補を牽制されているからなのです。一学期の終わりごろ、後期の学級委員をやりたいAちゃんが自分が確実に当選するようにクラスの女の子達に「学級委員に立候補するから、立候補しないでよ」と触れて回ってたそうです。一応長女には「本当にやりたいのなら、立候補したほうがいいんじゃないの。立候補してなれなかったのならしょうがないけど」といったものの、「だってAちゃん気が強いから、立候補したらやばいことになりそうなんだもん」の一点張り。よっぽどあれなんでしょうねえ。やばいことっていうのが具体的にはどういう事なのかはわからないけれど、長女に聞くと当初は5,6人くらいいた立候補したい子たちがAちゃんの牽制によってみな取りやめてしまったそうです。
うーん、なんていうかちょっともやもや。Aちゃんが熱い気持ちでもって学級委員になりたいって思うのはいいことだとは思うんです。でも周りを牽制してっていうのはなあちょっと。「立候補するから投票してね!」はありだと思うの、でも「立候補しないでよ」は私はなしかなあ。だってそれ圧力だもん。事実長女は、言われたことを破って立候補したらよくない状況になりそうだと感じてるしね。
昔私が長女くらいの年の頃、そういうタイプの女の子がクラスにいました。彼女は転校してきたBちゃんが気にいらなかったらしく「Bちゃんと仲良くしちゃダメ」とクラスの女の子達に言ってまわってました。直接Bちゃんに向かって意地悪をすることはなかったものの、周りに圧力をかけ数に物いわせてというやり方に今でも背筋がゾワーっとします。
当時、私とBちゃんは家も近く下校も一緒で帰ってから遊ぶことも多かったです。結局私はBちゃんの側につきました。側についたっていうのはちょっと違うかな。圧力女子は私とは仲がよかったわけじゃないしBちゃんと一緒のが楽しかったからそっちと一緒にいただけって感じ。Bちゃんとは彼女が再び転校する中2までよく遊んでました。
私が今回の長女のクラスの学級委員をめぐる話で気になるのは、私が子供の頃の圧力女子みたいな話になることがなければよいなあという事です。今回、Aちゃんが執着したのが学級委員というポジションだったものの、もしこれが違ったベクトルになっていたらやっぱりよくないなあと思うし。なんていうか難しいお年頃に差し掛かってきたものですねえ。