動物園

3連休の中日に久しぶりに動物園に行ってきました。去年旭山動物園にはいったけど、東山動物園は1年半ぶりくらい。現在東山では再生プランにそって園内の施設を改築中でいくたびに違った姿が見れて面白いんです。従来の見るだけの動物園から行動展示的なものにうつってきてるので見せ方に工夫があるのがいいところ。

アジアゾウ舎新築のため移築してきたペンギン舎。フンボルトペンギンの故郷である南アメリカの海岸をイメージして作られたそう。ペンギン大好き次女のために午前に1回、午後に1回、帰り際に1回と3回も見に行く羽目に。いや、私もペンギン好きだけどね。オウサマペンギンとフンボルトペンギンのみだったところに、リニューアルにあたってイワトビペンギンも仲間入り。相変わらずのかわいさであった。

長女のお気に入りスポットはバードホール。コアラ舎の奥に地味ーにあるんだけど、クジャクなど約10種類ほどの鳥が柵やガラス越しではなく放し飼い状態で見ることができるのです。それが長女にとっては「自然な感じで見れるのがいい!」と。こちらも午前と午後に1度ずつ見に行きました。

クジャクに向かって羽を広げて威嚇の舞(?)みたいなのを踊るホオジロカンムリヅル。しかし全く意に介さないクジャクであった。

先日妊娠が発表されたアジアゾウカップル。とってもなかよしさんな2頭でした。12月から1月にかけて出産予定だそうで無事出産に至れば国内5例目になるそうです。11月には出産に備えて公開を控えるので今のうちに見れてよかったなあ。来年の秋には今よりも10倍ほど広い所にお引っ越しが決まっているし*1、楽しみ!

一昨年と昨年にそれぞれ三つ子を出産して8頭の家族になったシンリンオオカミも広い場所にお引っ越しして元気いっぱい走り回ってます。以前は狭いとこをうろうろ歩いてるだけだったのにと思うと感慨深い。柵は金網部分とガラス部分とあり、オオカミを満喫できる作りになっていました。

マレーグマの赤ちゃんも元気いっぱい遊んでいました。かわいい。

ニホンザルの親子がとってもかわいかった! 元気いっぱいの子ザルを母ザルが「こらこらー」ってしてるのは人間と変わらないですね。ちなみにこの子ザルの父のムコドノは元々東山で飼育していたサルではなく、迷い込んだ野生の個体です。当時、東山にはメスザルしかおらずムコドノを迎え入れることにしたそう。ちなみにニホンザル舎はリニューアルにあたって一度脱走を許しています。無事保護できたものの、想定以上のジャンプ力で飛び出していったため壁の増設を余儀なくされる羽目になっています。ちなみにちなみにニホンザルの個体それぞれにつけられた名前はムコドノを除きみな寿司ネタ。カッパにテッカにイクラなど。こういうのも飼育員の好みなんでしょうね。アメリカバイソンは菜々子や真央など女優の名前からとられてて趣味なのねーって(笑)

商売気を出した動物園によるコアラソフト。普通のソフトクリームに50円足すとこちらになります。でもまあ、普通のソフトクリームだよね。ちまちま小銭稼ぎしてんなあといった感じ。
子供の頃の動物園とは違った姿になりつつあるけど、私はその変化が楽しみ。行くたびに発見があるのって楽しいものだ。

*1:故郷スリランカをイメージしたゾウ舎