おじさん入門

おじさん入門

漫画家でもあり漫画評論家でもありコラムニストである夏目房之介のエッセイ。ちなみに夏目房之介の両親は音楽家で祖父はあの偉大な文豪夏目漱石です。房之介さんの父が漱石の長男だそうですが、漱石がなくなった後に生まれたため面識はなしとのこと。有名人が身内にいるのってどういう気持ちなのかなーと思うがまあなんていうか複雑でしょうね。文豪夏目漱石となれば国内だけではなく海外でも通用するものね。
エッセイ全体としては私はこういう雰囲気のって好きだなあと思います。『おじさん入門』というタイトルなのにおじさんらしいいやーな加齢臭があまり感じられない文章はいいなあって思います。マンガ評論のほうも一度読んでみたいなあ。