泣くな、はらちゃん

自らノートを閉じてマンガの世界に帰っていくはらちゃんの表情ったらなかったですよ。あーもう、役者長瀬智也が堪能できる幸せったらないですね。色んな気持ちがぐるぐるしてるのを言葉ではなく表現する難しさ。それを体現できる役者として長瀬くんが選ばれたことの嬉しさ。あーよかった、このドラマを見ることができて。
悪魔さんが加速度的にかわいくなってきててときめきが止まりません。かわいい、かわいすぎるよ悪魔さん。マキヒロとデートしてる時の顔がすっごくいい。恋してる女の子はこんなにもかわいいんだねえ。そしてマキヒロと一緒の時の悪魔さんがキュートであればある程、ギター片手に弾き語りする悪魔さんの切なさが引き立つことよ。どう考えてもうまくいかない恋なんだもの。
今回、マンガの世界の住人が死を迎えるのは「作中で殺されること」「忘れられてしまう事」の二点をあげていたけれど、それは人間も同じですよね。物理的な死と忘却されてしまうという意味での死。よく、死んでしまっても誰かの心の中で生きていればその人のことを覚えている人がいればその人は生きているというけれど、逆にいえば忘れられてしまったらそれは死んでしまったという事なんだもの。
思ってるよりか展開が早いのでどこに落とし所を持ってくるのかがわからないけれど、マンガの世界のみんなも神様の世界のみんなもそれぞれに幸せを感じられる終わり方になるといいなあって思います。