二世タレントって

明石家さんま大竹しのぶ元夫婦の長女いまるちゃんことIMARUがデビューして、公の場に出てきてるわけですが、彼女誰かに似てるなあと思ったらビートたけしの娘・北野井子に似てるのだと思いいたりました。いや、顔は全然似てないんだけどもね。立ち位置がそれとなく似てるような気がしてたまらないのです。大物芸人の娘として鮮烈にデビュー、目指すところが歌手、トークは手慣れたもので堂々とというか見方によってはフレッシュさがなくふてぶてしいというか、でもってこの恵まれた環境を本人がさほどありがたがってなさそうに見えるあたりがそっくり。ていうか、むしろこれってあたしの実力じゃん?とか思ってそう。いや、本人がどう思ってるのかなんて全然分かんないんだけど、そう見えてしまうあたりはちょっと失敗なような気がする。だって、モデルやってるんでしょ? モデル業って同年代の女の子にどれだけ憧れが持てるかっていうのはすごく大事なことだと思うんだけど、「あくまで歌手になりたい」って言ってモデル業をさほど大事にしてないように思わせるモデルを誰が好きになってくれるんだろう。私はちょっと嫌。踏み台にされてるみたいに思っちゃうもの。あと歌手になりたいっていうのも、自分の歌を聴いてくれる人の顔を彼女はちゃんと見据えているのだろうか。歌手ってなるのはできても続けるのがしんどい仕事なのになあ。露骨に売り上げっていう数字がついて回るから。
高速で消えていった北野井子。今じゃたけしの娘って芸能人だったの?っていうぐらい忘れられてるけれど、IMARUはどうなるのか、しばらく見守っていきたいです。