ディスコ探偵水曜日

ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈下〉

ディスコ探偵水曜日〈下〉

上下合わせて1000ページ以上を一生懸命読みきってみました。途中、なんじゃこりゃってわけがわからなくて読み飛ばしちゃったとこもあるけど、逆にすごく惹きつけられるところもあって色々疲れる本でした。集大成ってこういうことなのか。どうにか読んじゃったけど、人に勧めるかと言ったら正直おススメはしません。特に舞城初めての人には。リズムに乗った文章でガンガン飛ばすとことか大好きだけど、これは明らかに読者選ぶもの。まあ、今までのも読者選ぶ系だったけどね。

言葉は呪いだよな、と俺は思う。

言葉は神で、無から有を創り出す。

まさにその通り。ミステリやSFを絡めつつ、言葉や人の意識について書かれた本。あれだけ読んでる途中で疲れたのに読後感が悪くないのは、舞城だからなんだろうなあ。