キヨタンママ（板谷由夏）は本当に強くなったんだなあと思いました。だってあんな手紙普通書けないもの。私は絶対無理。やっぱり罵りたいしあんな穏やかな手紙になんてならない。キヨタンママは全てを受けとめて包み込む広い心があるんだと思います。
キヨタンパパ（佐野史郎）が「帰ってくる子と帰ってこないこの差はあまりに大きすぎる」というセリフを言ってます。そうなんです、私がどうしても引っかかって仕方がないのは。未来があるだけいいじゃん、夢見れるだけいいじゃん、野口さんちはとどうしても思ってしまうから。気がついたら死んだ子の年数えてたりする被害者家族に比べればずっといいじゃないか。智也（嘉数一星）は根っからのワルじゃないんだし、母親思いのいい子なんだもの、色々あるだろうけどある程度はうまくいくっていうのが暗示されちゃってちょっと興ざめ。私がさつき（稲森いずみ）に対して何が一番もやっとするのかといえば、智也との未来を語る表情なのだと気付きました。もっとさ、眉間にしわ寄せて辛そうに肩身狭そうに語ってくれれば見ててストレス減る気がします。でもやっぱ納得いかないんだろうなあ。
