夢のような幸福

夢のような幸福 (新潮文庫)

夢のような幸福 (新潮文庫)

やってしまいました。未読だと思って買ってみたら、以前図書館で借りて読んだ本でした。脳味噌の劣化を感じる今日この頃。
それはさておき、面白かったです。本人はもちろんのこと、家族や周りの友人の方々が非常にキャラが立つ人ばかりで、読んでてすごく楽しかったです。無駄にごっこ遊びをしないと写真一つも撮れない友人との旅行話や、弟さんとの愉快な会話とか、「嵐が丘」「ガラスの仮面」を読んでの考察とか、どれをとっても楽しい限りです。三浦しをんの小説も大好きだけど、エッセイもやっぱり大好き。これからまだまだ彼女の文章をたくさん読むことができるかと思うと、素直にうれしいと感じます。