- 作者: 北川歩実
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/11/20
- メディア: 文庫
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テーマは幼児への早期教育の是非。私は子供の可能性を広げてあげたいという意味では、ある程度はありなのかなあと思うけど、この本に描かれてることはありえない派。幼児期ってすごく大事な時期だからこそ、色々な経験をさせてあげたい。それは勉強に限らず、色々な所へ出掛けたり触れたり色んな人に出会ったり。
「自分は幼稚園で晴れの日も雨の日も教室で勉強な様な事をさせられていた。本当は、外でたくさん遊びたかったのに。だから、自分の子供はのびのびと育てたい。たくさん泥んこ遊びをしたり、思いっきり外で走り回れるような幼稚園に入れたいと思っている」
ある人からそういう話を聞いたとき、早期教育っていうのもなかなか難しいものだなあと感じました。どんな教育を受けるにせよ、受けた本人が肯定できるような教育が望ましいのだろうけど、でもそれって理想論だしね。