非社宅人間

私は生まれてこのかた、社宅というものに縁がなくここまで来ました。一応、子供の頃近くに建設会社の大きな社宅があったものの、私はそこに住んでる人たちと交流がなかったので社宅というのは私にとってずっと謎なのでした。
しかし、私もいっぱしに大人になり社宅に住んでる知り合いができて社宅というものがどういったものか少しだけその謎が解明されました。ああだけれども聞けば聞くほど私は社宅に向かない人間なのだなあというのをしみじみと感じます。だって、ちょこちょこ社宅の奥さまの集まりがあったり*1、新しく引っ越してきた人の歓迎会や引っ越す人の送別会を会社だけではなく社宅でもやったり、後輩君を家に招いてご飯を食べさせてあげたりだなんて私には無理。きっとイライラしてきちゃう。
もちろん、こういうのがあってる人もたくさんいるわけだし、現に彼女は社宅向きの人なのだと思う。そういう人には居心地がいいところなのだろうなあと思う。ああでもでもだって。なぜに旦那の会社付き合いに私がそこまで付き合わないかんわけとか思っちゃうんだもの。プライベートはプライベートで静かにしていたんだもの。いやね、個人的に家族ぐるみで親しいとかならわかるけどそうでもないのに付き合わされるのごは勘弁。会社の人だから、じゃなくて普通に仲良くしたいから、だったらいいんだけどいちいち会社の論理を持ち込みたくないんだよ。ああ、私は子供なんだろうなあ、そういうのをわり切って「奥さん」としてふるまうのに違和感があるっていうのは。

*1:お茶会とか色々持ち寄っての集い