不毛地帯

壱岐さん(唐沢寿明)には近畿商事でひたすら仕事だけをしていただきたいです。いや、正確にいうと仕事してるとこだけドラマにして欲しいです。じゃないと私見れば見るほど壱岐正が嫌いになりそうなんだもの。仕事中の姿は見てて楽しいし副社長(岸部一徳)との関係とか見てて面白いんですよね。あと、小出(松重豊)の不気味さが病み付きになりそう。うわー出た出た出たーと興奮してしまいました。今後も適宜、興奮させていただきたい。
などとオンでの壱岐さんのおよび周りの人たちは好きなんです。しかし千里(小雪)との関係とか正直どうでもいい。退屈。でもって家庭でのやり取りとか見ててイライラしてきて辛いです。いや、佳子(和久井映見)はいいんですよ。古き良き昭和の妻であり母である女性を好演してると思うし。佳子がいてくれるからこそ、家庭パートが安心して見ていられるのは事実です。が、もうね、壱岐さんにストレス感じるのがなあ。白い巨塔の時は回を重ねるごとに財前五郎が大好きになってたのに。別に、主人公に好感を持てる持てないが作品の全てじゃないし、評価基準でもないとは思うけど*1、でもなんだかさみしいです。

*1:登場人物に好感が持てなかったのに面白い話っていくらでもあるし