芸能人と同姓同名の人たちが出てくる短編集。1つ1つの話が短いのに切れ味あって楽しかったです。ばっかだなあって話もあれば、バカな中に潜むそこはかとない哀しみみたいのもあってなかなかお得な1冊。『蚕谷村奇譚・なお美の夢』
*1『間違えたいの!』
*2『広末の秘密』
*3あたりが好き。「広末の秘密」は早稲田入学騒動後しばらくの言動がおかしかった頃の広末をモデルに書いてあって、バカバカしさでは1番かと。今思い返してもあの頃の
広末涼子はすごかったと思います。きっと本人も消し去りたい過去の一つなんだろうなあ。