十八の夏

十八の夏 (双葉文庫)

十八の夏 (双葉文庫)

花をモチーフにした短編4作を収めた短編集。「イノセント・デイズ」を除いた3作が日常の謎系のライトミステリ。特に「ささやかな奇跡」は一見どこがミステリ?って思うぐらいミステリとしてはあっさりしてました。基本的には青春爽やか系の話だから、ミステリとして読むよりか青春ストーリーとして読むほうのが肩すかしがなくてよいような気がします。全体としては悪くはないんだけどなんだかちょっと物足りないなあと思いました。