容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

ガリレオシリーズ第3弾にして初の長編。前2作が短編だったのとは違い、長編でがっつり書いてあった分満足度も高かったです。犯人サイドや湯川への書き込みが深くて物語としての厚みがあったようにも感じました。おなかいっぱいで満足です。
映画版は石神が堤真一だけど、小説先読んじゃってる身としてはそんなのかっこよすぎだってば!としか。私のイメージキャストは佐野史郎です。こういう役、絶対はまると思うの。ダンカン演じる工藤ともいい感じで張り合えると思うし。ダンカンVS堤真一だったらどう考えても堤真一圧勝で面白くないもの。松雪泰子堤真一の2ショットなんて絵になるに決まってるし。*1
まあ、映画館にお客さん呼べるかといったらあれだけど。そりゃ堤真一だよねえ(笑) 

*1:映画は未見なので想像で書いてます。