わが家の歴史

終わってみれば私にとってのメインは八女家ではなくやはりつるちゃん(大泉洋)でした。つるちゃんがいく度ともなく転職してあちらこちらへ流浪の旅をするのを見守るドラマ、それがわが家の歴史。時代を彩る仕事も色々としていたつるちゃんがした仕事の中には、南極へ行ってみたり機動隊に入ってみたりつるタクをしてみたりと昭和ってこんなお仕事があったのねーと思いました。色んな経験を積んで房子(榮倉奈々)と無事結ばれたつるちゃん。いやーよかったねえ、さあこれで大団円だねと思ったらあら、まだまだ終わらないのーなっがいなあと思っちゃいました。
3夜見た感想としてはテレビにかじりつきになってみるドラマとはちょっと違うかなーと。結構だらだらっと見れちゃうドラマだったなあ。展開としてはジェットコースターのごとく振り幅が大きいのに、八女家はいつも淡々としていたっていうのが大きいです。何も昼ドラのごとく感情のうねりを出すのがよいわけではないけれど、これだけドラマティックなのにこの人たちめげないんだもの。そのめげないっていうのがよいとこっちゃよいとこなんだろうけどね。うーんでも、私はあの両親は好きじゃないなあ。ドラマだから、フィクションだから、娯楽作品だから割り切って見れたけどなんだかなあ。
昭和の偉人としては丸山明宏(ウエンツ瑛士)と手塚治虫(藤原達也)が気になりました。三輪さんはともかくとして、手塚治虫ってあの演技プランでOKなんですよね? 漫画バカ1代ってことで。この部分は楽しかったです。