フリーター、家を買う

1話のフリーターどころかニートだった頃の誠治(二宮和也)と全然違う姿にぐっときました。確かに誠治はまだアルバイト生活を送ってて就活だってうまくはいっていないけれど、頑張ってお母さんを支えよう力になってあげようっていう姿には成長を感じました。少なくとも誠一(竹中直人)とは違い、寿美子(浅野温子)の病気を理解してくれてる時点で十分だよ。亜矢子(井川遙)もみんなにはいっていないけど自分だって大変なのにちゃんと母のことも考えてて、そういう意味ではすごくいい子育てをしていたんだろうなあと思います。だからこそ、ご近所からのいじめが不憫すぎていらっとしてくるあたりうまいなあと。
あと、誠一のあのマッチョな態度は本当に見ててイライラしてくるというか。でもこれが案外普通のリアクションなのかもって思うとやっぱ悲しいです。ドラマはたぶん後半にかけて変化が表れてくるだろうけど現実はそうはうまくはいかなかったりするのかもしれない。うーん。