セカンドバージン

るい(鈴木京香)にも行(長谷川博巳)にも万理江(深田恭子)にも一個も共感だとかなんやかやが持てない。まあそういう意味では人の不幸は蜜の味的ドラマとして割り切って見ようってとこにいけばいいんだけど。それにしても今回もだけど次回予告でも妊娠をドラマのための小道具の一つとして使ってる風なのがなんだかなあ。万理江が流産ではなかったっていうのはよかったと思います。しかし次回予告で愛子(YOU)がるいに「相手が妊娠してるならこっちもしちゃえば」はないわ。ちょっとした愛子ジョークの一つだよ☆で終わるんだろうけどうーんあれだよなあと思っちゃいました。
秀月(草笛光子)はあくまで物語の外側にいて高みの見物的人物かと思っていたら、中盤に入って大きくひっかきまわしてくれるみたいでそこのとこはちょっと面白いかも。彼女の真意は何なのだろうか。何かしらのきちんとした理由があるんだろうけど、「別にちょっと退屈だったから意地悪をしてみただけなのよ、特に理由はないの」でもそれはそれでありかもしれない。むしろそのほうのが得体のしれない悪意という意味では面白いような気がします。