セカンドバージン

昼ドラチックだったかと思ったらいきなりのノワール化に驚きました。何そのハードな展開は。行(長谷川弘巳)ってそんな危ない橋を渡っていたのか。最後にバキューンと打たれた時は、あれなんか違うドラマ?と思っちゃいました。
実家に帰って「行くんよりも幸せにならないと」という決心の元新たにビジネスを始める万理江(深田恭子)。しかしその描き方がいかにもなお嬢様風でそこらへんに脚本家の色んな想いがすけて見えるような気がしました。うーんこれうまくいくと見せかけてダメっていうのとすんなりうまくいっちゃった☆で終わるのどっちなんだろう。物語全体を思えば些細なことなんだろうけど、若くてかわいいことしかとりえがない専業主婦が夫の不倫によって人生が変わってしまったという部分だけを取り上げた場合、どっちに転ばすのかで意味が変わってきそう。どうにも大石静って専業主婦が嫌いそうだからそこのとこを注目して最後を見届けたいと思います。