SPEC

全10話全力疾走させてもらったよーっていう気持ちでいっぱいです。あー楽しかった! 決して親切な作りではなかったし広げた風呂敷畳んでないじゃんっていうのもあるけど、でもこれそういうドラマなんだもの。そう思って見てた私は別に不満がなかったり。楽しんだもの勝ちじゃんって。最終回といいつつ続編のフラグ立ててるあたりが堤さんらしいなあと思いました。続編いけるかはDVDボックスの売れ行き次第だよ☆っていうメッセージですよね、あれ。しかといただきましたよ。
以下最終回で気になったところ

死ぬ直前手がアップになったとき、指が動いてたと思うんだけど映像が不連続であったため真相は不明。どなたかが書いてたんだけど一は自分の能力を使い、死んだように見せかけてた? タイトルバックでの一の名前だけが黒くなったり赤くなったりしてたのが気になるところだが公式いくと中毒死って書いてあるんだよなあ。野々村係長(竜雷太)が一を見て驚いてたのは一が生きてたから? ここで野々村係長のリアクションだけを映し、目に映ったものを視聴者にあえて見せないあたりが憎い演出ですね。いやでもそんなところが好きよ。

一と一緒ってことでいいんですよね。姉弟だし一緒でもおかしくないと思う。公式いくと地居(城田優)との対決で新しい能力が…ってあるしね。流れからすると一が地居を倒したっぽい気がしないでもないがここは公式を信じたいです。

  • 当麻の左手

私は当麻自身の左手だと思います。地居のSPECを合わせて考えると大きな怪我はおっていたが切断はされていなかった、もしくは手術で切断直後にくっついていたが、当麻自身は偽の記憶のせいで切断されたものだと思っていた。事実動いていなかったわけだし。人間の体って思いこみ次第でどうでもなる部分ってあると思うので。一の手ではないと思います。当麻の手の切断から時間あきすぎてるからさすがにくっつかないと思うし。

パブリックドメインって何なのよーとここが一番わかんないんだけど。サブタイトルで百年の孤独ってあったからここが味噌なんでしょうが残念ながら私は海外文学がちんぷんかんぷんなのでさっぱりわからず。カタカナ苦手って逃げてないでいい加減読めよって堤さんが私にメッセージを送ってくれたと思って来年の課題図書にしたいと思います。読めるかしら。
そんなこんなで私には珍しく色々と考えたわけだけど、旦那はそんなのあんまり気にならなかったらしいのですよ。まあ! 1回目は1人で見て、2回目は旦那*1と見たんだけど見終わった直後の第一声が「よし、寝るか」でした。ええーっ! いや別に寝るのはいいと思うのよ、でもさ、これ見たら気になって語りたくならないのだろうか。私はうずうずしてたまらなかったのに。ちょっこし語ったものの、「ねえ、語りたくなるでしょ? こんな終わり方なんだもの。さあ語っていいのよ」といったら「うーん、でもいいや」と返されました。さ、さみしい…。すんごくさみしいよ…だって珍しく2人で同じドラマはまって見てたじゃあないのさ。私たち、同じものを見ているようで見てなかったんだね。百年ではないが私も孤独を感じたよ。ていうか、ここがオタクを非オタク*2の違いなんですね。オタクって悲しい。

*1:忘年会のためリアルタイムで見れず初見だった。

*2:当然オタクが私で非オタクが旦那