モリのアサガオ

一方通行の思いでも思い続けてればいつか通じるんだね、よかったね及川(伊藤淳史)という最終回でした。私10時半ぐらいすごく眠くて半寝落ちぐらいで見てたのであれだけどもなんていうか最終回は毛色が違ったよねと。憧れの存在であった渡瀬(ARATA)から「直樹って呼んでいいか」といわれてそれから死刑執行までの3年間を2人だけの濃密な時間を過ごすことができたなんて及川にとっては夢のようだろう。手作り野球ゲームを2人でしたりクリスマスだって当然2人で過ごしたりとか周りの他の刑務官や死刑囚たちはどう思っていたんだろうか。途中、なんで及川は麻美(香椎由宇)という恋人がいる上に同僚の望月(木南晴夏)からも好意を寄せられたりしてて不思議でたまらなかったものの、結局彼は自分を思ってくれてる女性たちよりも憧れである渡瀬をとったわけですね。というかそういうのをかぎ取って女性たちが離れていったというほうのが正解かもしれないけど。
死刑囚の面々の演技はやはり引き込まれれるものがありそこは見ごたえがありました。が、特別待遇な及川の勝手極まりない行動がどんどんストレスにもなっていったのも事実です。語らせすぎずにもっと違ったアプローチで死刑囚に向かい合うお話も見てみたかったなあ。