放課後

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

直木賞作家となり今や超売れっ子東野圭吾のデビュー作。主人公は女子高の教師で同僚教師や生徒からちょっかいをかけられてるってあたりが良くも悪くも東野作品っぽいなあと思いました。何この主人公のもてっぷり(笑) でもまあよくよく考えれば後々の東野作品でもこの手の愛され主人公って色々あるしね。そういう意味でも原点の作品だなあと思いました。
あとよく言われてるけど動機がなあ。この作品が発表された当時を思うと斬新だなあと思いました。ていうかほかの動機じゃダメだったのだろうか。どうしてもこれじゃなきゃとは思えなかったので。