1話見た時はうーん合わないかも…と思ったものの、見続けてるうちに尻上がりに良くなってきてるなあと感じました。こういうときはなんだかすごく嬉しい。できれば最初っからエンジン全開ではまりたいものだけどもでも面白さの頂点が初回ではなく一番新しい回というのは理想的なドラマの作りだと思います。
熱血成瀬校長（江口洋介）がただ突っ走るだけではなく、桐原先生（西島秀俊）という相棒（？）がフォローしてくれることによってドラマのバランスがよくなっていると感じます。絶妙なキャラ配置。8年前のある出来事をきっかけにクールビューティに転身したという桐原先生。一体何があったのかすごく気になります。これが終盤への布石になるのだろうか。
今回は学級崩壊から不登校に陥った大橋先生（塚本高史）の話。熱血校長が子供たちにちゃんと向き合う姿はよかったとは思うけれどでもこれまた難しい問題だなあと思いました。桐原先生が成瀬校長にいったセリフがしみました。悪意によって人は追い詰められるが最後のひと押しは無邪気な正義とはなあ。残酷だね、世の中って。
次週、成瀬校長が女王様にどう動くのか、それによって藍子ちゃん（違）へのいじめが好転するのかどうかが気になります。もし、ここでいじめ問題が解決するのならばラスボスは子供じゃないってことだよなあ。区長参観の話も出てきてるし学校を跳びこしたもっと大きいのがラスボス？ 教育委員会とか。
それにしても大橋先生の問題も大きいが本木先生（三浦翔平）もなんだかなあ。いくら成績優秀でいい子ちゃんだからといって子供の電話一つで欠席認めて親に確認取らないってありえないんだけど。だって4年生だよ？ ここら辺の話も次回のお楽しみってことですかね。
