成功する読書日記

成功する読書日記

成功する読書日記

鹿島流読書日記のススメとその実践編。フランス文学者でありながら読む本が非常に多岐にわたっていて面白いなあと思いました。なるほど、こんなにも色んなジャンルの本を読んでいるからこその発見というのはあるものなのですね。私と本の趣味が合うか合わないかは別としてやっぱり人の読書日記って面白いなあと感じました。
あとがきで書庫について書いてたのが本読みとして興味深かったです。引越しを機に書庫を作った著者だけども書評の仕事を始めたのもあって*1あっという間に書庫を埋め尽くした本たちはいたるところに増殖を続け大変なことになってるそう。理想の書庫とはどんなものかについて本はどんどん増殖するものだから壁という壁を備え付けの本棚にするのが理想としているものの、現実はそれを追い越してしまうのが本読みの性なのでまあ難しいよねえという締めには苦笑い。

*1:少ない日でも3冊、多い日だと10冊も献本が届くのだとか。それに自分で買ってる分があるので大変な量だそう。