母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き

母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き

母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き

カウンセラーを長年やっている著者による母娘関係を中心とする家族の話の本。色々な事例が紹介されているんだけど、読みながらぞわっとしました。母は老いて娘の娘になることで、娘を支配するって話は本当に怖い。もちろん娘の進む道を全て決めて「○○ちゃんはママの言うとおりにやってれば大丈夫なのよ」っていうのも十分怖いんだけど。とりま反面教師として心に刻んでおきたいと思います。私は娘たちには自由でいて欲しいのよ。呪縛したくないの。この先、私が縛るようなことが出てくるかもしれない、だけど今の気持ちを忘れずに娘が私から自由でいられるようにしていたいと思います。