折れた竜骨

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

うまい事ファンタジー本格ミステリを融合させてちゃんと作品に仕上がってるあたり、やはり腕がある作家さんだなあと思いました。剣と魔法のファンタジーの世界を描きつつ、骨格は本格ミステリだったもの。しかーし、私はファンタジーが苦手なんですよね。というか横文字が苦手といったほうがの正解かもしれない。登場人物も結局ぼんやりとしか覚えられなかったし、あんまりノリノリで読み切れなかったしどうにも相性がいまいちでした。好きな作家さんなんでこれからも読み続けるけれど、ファンタジーものはいいかなあ。ごってごてのミステリが読みたいです。ていうか、小市民シリーズの続きが早く読みたいなあ。