それでも生きてゆく

辛いなあ、やっぱり辛いこのドラマ。重すぎる。しかしだからといってその重さに嫌気がさして視聴意欲がなくなるかといったらばそんなこともなく。むしろこの重苦しさを積極的に享受しようとしている気がする私。でもやっぱり辛いですね。
双葉にとっては優しいお兄ちゃん、深谷にとっては友達であった文哉。それがある日突然殺人者に変わってしまってそれをどう受け入れればいいのかという苦しみは見てて結構きました。きついよなあって。それにしても双葉、あそこで「優しい大好きなお兄ちゃん」の話をするのはさすがに自殺行為としか言いようがないよなあ。確信犯的なものがあっただろうが、でもそれは自分が背負っているものを下ろして他の人に分担して負担してもらおうとしていたのかなあとも思いました。
文哉の胸の内がどうなのか、非常に気になります。今のところは全く本音が見えてきていないから。この部分は後半語られることになるんだろうけど、あまりにも風間くんが底知れない感じで演じてるので見ててゾワゾワしてくるのです。彼は何故少女を手にかけたのか、胸の内に渦巻いてる感情は何なのか。