おひさま

うーーーん。出だしはよかったと思うんですよ。中盤だってよかった。私は十分楽しんでみてたもの。しかしターニングポイントのひとつは何故か途中から歌詞がついた主題歌なのだと思います。なんで途中から? なんで平原綾香? などというこちらの疑問を置いてきぼりにしたまま突っ走るドラマになんか違うなあと思ってたらば、中身もあららなんかおかしな感じになってきたなあというのを盛り返せれないまま、終了してしまいました。
戦前戦中の描き方はよかったと思うんです。キャラだってよかったし。だけども陽子の退職問題以降、それもダメになってしまったように感じました。もっと違った描き方だってあっただろうに。9月に入って以降、どうも長いエピローグを見てるようなだらだらした印象になってしまったのも残念。とにかく伏線は回収しますよ☆とか懐かしのあの人たちのお姿もお楽しみにね☆みたいなね。そういうのも大事だけどそれだけではこちらも視聴テンションはあがりませんよ。
そして最終回は全てをかっさらっていくかのごとくの徹子の部屋劇場でした。もうね、あれしか頭に残ってないです、インパクト強すぎ(笑) さすが徹子。その場にいるだけで全てが徹子色に染まっていく不思議空間をドラマの中にもねじ込むその力には恐れ入りました。