新世界

新世界 (角川文庫)

新世界 (角川文庫)

時制があっちいったりこっちいったりしてたせいでわかりにくかったです。あっちこっちいくのは仕方がないとはいえ、もう少しスマートには出来なかったのでしょうか。もう少し読者に歩み寄ってくれても損はなかったと思うのですが。
翻訳小説という設定の本書であるけれども、これは本当にアメリカの小説であったらばなかった話だよなあと思いました。そこら辺はまあ、ファンタジーだよなあと。こういうファンタジーは悪くはないけれどもう少しプラスαがあったよかったのになあ。ちょっと残念。