- 作者: 宮木あや子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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うーんでも不倫の設定って必要だったのかなーってちょっと疑問。それなかったらもっと楽しく読めたのに。
大体ピンク色が似合う女子というのは不倫なんかしない。不倫したとしても、普通は二十五歳あたりであがって、独身のつまんない男子と一、二年付き合ってがっぷり結婚するものだ。私は結婚を狙って付き合ったつまんない男子数人が、揃いも揃ってつまらなさすぎて、二十六から不倫を始めた。
でもなー。もう二十九だよなー。不倫三年って、そろそろ修羅場を迎えてもよい頃なんじゃないのか。
私さ、普通っていうのがよくわかんないんだけど、世の中ってそういうものなのだろうか。二股に関しては割と寛容なんだけど、不倫は嫌い。不倫だから朝までいれないのや特別な日に一緒にいれないのを酔う男も女も嫌い。だったらそんな恋路を行かなきゃいいじゃーんって。既婚者って知らなくてとかならともかく知っててその道行く人が「辛いの…」なんて漏らしても自分で選んだ道だし大体人を傷つけてるんだからどうにかしろやいって思うもの。
そのくだりさえなければもっともっと面白かったんですけどねえ。サクサクっと読めちゃうし気分転換読書にもちょうどいいと思うもの。
以下ちょっとした小ネタの話。
「ボルサリーノがはじけ飛んでコンクリートにキスしちゃったり、必ず行くからそこで待ってろよ!とか言われちゃったりするの?ぎぃやぁー!!」
「何のマフィア映画よ」
「マッチさんだよ!」
このくだりに笑わずにいられないジャニオタがどこにいるだろうか、いやいない(反語) マッチさんの持ち歌でタイトルは「アンダルシアに憧れて」というのがこの会話の元ネタなんだけど、もうねー面白いのなんのって。どこからどうつっこもうか困るぐらいの意味不明すぎる歌詞(笑) さすがだ。つっこみスキルを鍛えるための課題曲かと思ったものです。歌詞はトンチキなのにバリバリに踊るからそのギャップがたまんないアンダルシア。ちなみに歌詞全体はこちら *1。
私が最もジャニオタとして熱かった頃、こういちさんもこちらをカバーしてたのですが*2ジャニオタ仲間と熱く語り合ったものでした。当時、カラオケで友達が熱唱してくれてたんだけど、まあ盛り上がったのなんのって。
*1:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37010
*2:確かMステでも歌ったはず