月と蟹

月と蟹

なんともしんどいどんよりとしたお話でした。直木賞受賞作品だしもっと光が見える話かと思ってただけにダメージもでかいというか。面白い面白くないは別問題として読んでてきつい話でした。それにしてもこの作品で直木賞受賞とはなあ。今後はミステリ然とした作品よりも文学っぽい作品が道尾作品では増えてくんでしょうか。私はまだまだどんでん返しがびしっと決まった道尾作品読みたいんだけどなあ。