- 作者: 倉阪鬼一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/07
- メディア: 新書
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「お言葉を返すようですが、ミステリーの死者というのはだれも彼も作者の都合のいいように死んでくものなんです。もし彼らが不平を述べだしたら、そりゃもううるさくてかなわんくらいになるはずですよ」
まあそうだわなーと(笑) メタ構造になっている今作ならではのセリフ。今作では殺される人がまあなんていうか都合のいい死に方するんですよ。こんなうまくいくのだろうかっていう死に方。それをこういうセリフで切って捨てるなんてねえ。