クレオパトラな女たち

面白ーい。今週も予定調和を崩すとこが大変に面白かったです。セリフに無駄がなかったし、セリフがないとこでもちゃんと語ってたのがよかったです。
峰太郎は今回も絶好調に鈍感力を行使してたけれど、裕はそんな峰太郎が好きなんだよね…と思うと切なくて切なくて。他にもっといい人はいるだろうに…などというのは野暮な一言ですよね。だって恋って理屈じゃないし理不尽なのがそれが恋なんだもの。峰太郎は失ってしまった、得ることができなかった母性愛を裕から受け取って利用してる節があるのがちょっとずるいよなあと思うのです。裕は与えることがやぶさかではないとわかった上でああいう態度をとることができてるわけなんだもの。
今回、葵との絡みが大変に面白かったです。あんなに裕が感情をあらわにするなんてね。峰太郎に対する態度との緩急のつけ方がいいなあと思いました。
大石静とはあんなに相性が悪い私がこんなにはまってるのに日テレは無情にも打ち切りですってよ。なんたる事をしてくれるんでしょうか。うう。テレ東は鈴木先生平均視聴率わずか2.1%なのにもかかわらず打ち切らなかったばかりが映画化だっていうのに。ヨシヒコは平均視聴率3.05%*1なのに続編やるのに。ドラマ始まった当初は峰太郎と裕のスピンオフも考えてたそうだけど*2、それもまたあぶくと消えてしまったわけですよ。ああ、もったいない。視聴率って実はそんなに万能なものじゃないと思うのにいまだに視聴率至上主義で作られてるのは寂しいなあと思います。だってながら視聴しながらとテレビの前にがっつり座っての視聴じゃ全然違うのに数字上は一緒だなんて。うーん、もやもやするー。

*1:深夜枠なので単純比較はできないですが。

*2:大石静公式ブログでそう記述してました。