長女の友達でサッカー部に入部した女の子が2人います。彼女たちは運動神経抜群で鉄棒も跳び箱も得意だし運動会の紅白リレーでは常連、マラソン大会でも上位入賞が当たり前。とってもシャキシャキガールなのです。そんな彼女たちが選んだ部活はサッカー部。今までこの小学校で誰も女の子が入った事がなかったサッカー部。当然、彼女たちは練習は参加できても試合に出ることはできません。女子サッカー部ではないから。彼女たちはそれわかってて入部したのです。私なんかにしたら、たとえどんなにうまくとも試合に出ることが叶わないならば違う部活に入ったらよかったのになあと思ってしまうわけです。だって彼女たちは運動神経抜群で他の部活であったら早い時期にレギュラーが取れるだろうと予測できるんだもの。もったいないなあって。でも、それってちょっとちがうんですよね、たぶん。彼女たちは純粋にサッカーをやってみたかった、ただそれだけ。試合に出るために部活をやるんじゃない。そういう気持ち、すっかり忘れてたなあと。いやーな大人になったものです。
前例がないとこに飛び込むのは勇気がいります。それをえいやっと入っていっちゃった。女の子だからってサッカーはマネージャーしかなれないわけじゃない*1、女の子がサッカーしたっていいじゃない。なでしこたちの活躍が押してくれたであろう背中がきっとたくさんあるんだろうなあと彼女たち見て思うのでした。
*1:小学校なんでそもそもマネージャー制度はないわけですが。
