リッチマン、プアウーマン

タイトルのやっつけ仕事っぷりがすごいなあと思いました。タイトルになんて大した意味なんてないんだよというメッセージを受信しました。
大切なことは以下略ドラマと同じ脚本演出だという事でさほど期待はしてなかった割にはよかったと思います。ラストの石原さとみの裏の顔がのぞくあたり、うまい引きだなあと。これのおかげで私は次回も見る気になったし。
しかしわざと悪意があるキャラ造形をしているのはわかってるんだけど、やっぱりイライラするなあと感じました。ううーん。私は小説ならばこういったキャラ造形なりストーリーは大好物なんです。不快な人物配置にしてても全然気にしないです。露悪的なの読んで毒にあてられたいって思うときだってあるし。だけど、ドラマはそうじゃないんですよね。別にハッピーな話じゃなきゃダメとか感動できなきゃヤダっていうつもりはさらっさらないです。不快な人物がだれ一人として出ないドラマが見たいわけじゃないです。だってそれじゃあつまんないし。でも、いらつかせるストーリーはなんだか受け入れられないという。同じフィクションなのにメディアが違うと自分の受け取り方が変わってしまうのはなぜか。役者さんが間に入るというのが大きいのかもしれないけれど、それだけじゃない気もします。表現方法の文法が変わってしまうからなのかな。